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「THUNDER FORCE II MD」
(メガドライブ)

 

メガドライバーなら必ずやったであろうテクノソフトのシューティング傑作!
そもそもパソコンソフトメーカーだった「テクノソフト」は、この「THUNDER FORCE」シリーズの初代を「X1」というパソコンで発売。その続編である「II」を「X68000」というパソコンで発売した。
その「II」の移植が本作なのである。

初代THNDER FORCEはトップビューシューティングであったが、IIではトップビューステージとサイドビューステージが交互に登場するシステムとなった。もちろん移植作であるMD版も同様だ。
全体的にIIは難易度が高い。もともとのX68000版の難易度が馬鹿みたいに高く、移植作であるMD版は相当難易度を下げて移植されている…が、それでもとても難しい。
そして このトップビューステージが何しろ難しいのだ。


 

トップビューステージは、ステージ内に4つある基地を全滅させる事でクリアとなる。しかしまずこの基地を探すのが大変。
X68000版はレーダーがあったので、困った時はすぐにレーダーを表示させて探すことができたがMD版にはレーダーがないので大変!迷って死ぬ事はざらであった…。
個人的には、この上の画像であるSTAGE 5特に難しいと思う…。地獄です…。


サイドビューステージは慣れればよっぽど簡単。それはそれでまぁ、かなり難しいのですが(^^;
練習すれはしっかり上達する…というテクノソフトテイストは健在。


 

最終ステージ。超巨大戦艦との闘いです。
最終ステージはトップビューステージなのでメチャクチャ大変!攻撃が相当激しいので基地を破壊するのがもう…(´Д`)
最後に破壊するべきコア部も馬鹿みたいに攻撃してくる。なさけない勝ち方だが、死んでからの無敵時間を使って撃ち込もう!



そんなこんなで、バランスがとてもよい後々の「III」や「IV」と違ってハンパじゃない難易度の本作。でもそれが、かえってやり込み度を上げてしまうのだ。
「III」や「IV」以降から入った人には相当キツイ難易度となっていますが、それでもこれがTHUNDER FORCEシリーズの元祖!といえる本作。このIIのMD移植からテクノソフトはパソコンソフト制作からコンシューマソフトの制作にシフトしていく。まさに記念すべき作品。
機会があったら是非プレイしてみてください。





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