俺的GAMEレビュー★
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「イルブリード」

おちゃらけバイオハザード…いや、違うんですけどね。全然。なんとなくパッと見そんな感じ。
内容は…、出られたら賞金はとんでもないが、出られないと死が待っているという遊園地(お化け屋敷)「イルブリード」に入ったきり出てこない友達を探しに主人公エリコがイルブリードに挑む…という妙なもの。
ゲームのシステムはお化け屋敷だけあって、とにかくイキナリ化け物が出てきてプレイヤーを驚かす。まぁ、これはこれで恐ろしくドッキリするように仕上がっているのだが、これだけでは単なるドッキリゲーム。それだけではない。
プレイヤーには心拍数、出血量、体力、アドレナリン値があり、イキナリ化け物が出てきたりすると心拍数がハネ上がり、上がりすぎるとショック死したりする。傷を負うと体力が減り、出血。出血もひどいと出血多量で死ぬ。
しかしこれではお化け屋敷なのだから、驚いてばかり、すなわち死ねと言ってるようなもの。そこで登場するのがホラーモニターという「あやしい所がなんとなくわかる装置」である。主人公には視覚や嗅覚など、四感メーターがあり、怪しそう・何か出そうな所に近付くとメーターが反応する。その時、そのモニターをアドレナリンを削って使用し、「警戒」するのである。警戒が成功すると、主人公は驚いたりしない。すなわち心拍数が上がらない…など何もなく突破できるのだ。このアドレナリンを上手く使って、上手に警戒して進むドキドキがたまらないのである。
また、アメリカちっくで、少し馬鹿っぽいテイストが効いてるのもイイ。「出血量」のゲージがあるけど、そんなの関係ないじゃん!って思うくらいの過剰な出血などの画面表現もいいです。
バイオハザードとはちょっと違うドキドキ感。相当僕はドキドキしました。



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