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「THUNDER FORCE IV」
(メガドライブ)


前作「III」に引き続き、今回もメガドライブオリジナルとしてテクノソフトがありったけの力を込めて登場!
ROMカートリッジの容量も飛躍的にアップし、グラフィックや音楽など全ての面においてパワーアップ!メガドライブという同じハードの作品とは思えない!…それほどワタシは衝撃を受けました。
グラフィックはもとより、特にサウンド面のパワーアップがすさまじい。ギターサウンドバリバリ!かっこいいです 。

 

武器選択、自機スピードの調節など、システム面は相変わらず一緒。前半4ステージはどのステージから始めてもOK!というのも変わらない。
それにしても、このグラフィック!今作は、グラフィックを描き込みすぎて静止画ではゴチャゴチャして見えてしまうのが難点ですね。これがグリグリと多重スクロールするんだから驚き。
空〜水中ステージのボス「ガーゴイルダイバー」。前作に登場したボス「ガーゴイル」の水中仕様版か?


 

多重スクロールが美しいコロニーステージ。奥行きのあるコロニーが縦方向に回転している。地味ながらスゲェ。
撃ち込むと分裂するザコや、後ろからのミサイル、壁など嫌な敵が多い。ボスは弱くて地味ですが曲がカッコイイ!


 

宇宙戦艦大移動ステージ。中型の戦艦がアホみたいに密集して飛んでいる。
戦艦といってもようするに背景って事なので、ぶつからないように避けていきましょう。ただ、やっぱり戦艦なので一応攻撃してくるので注意。
ボスはさらに地味。地味に耐久力あるし。ただ、やっぱり曲がカッコイイ〜!


 

砂漠ステージ。
前半は砂嵐が舞っていて見にくい。そんな中、前後左右にチョコマカと小さい敵が動き回るので気をつけないとスグ死にます。あまり動き回らないようにしよう!
ボスはちょっと強力。パーツをどんどん破壊して小さくしてやれ!
しかし、今作のツインショットの強化版である「BLADE」(上の右画像)は個人的にはカッコ悪いなぁ…と未だに思います。雷マークが飛んでくなんて…。


 

お馴染みの宇宙+巨大戦艦ステージ。
今回も前作同様に巨大戦艦のまわりを飛んで戦艦を攻撃! そんな中!謎の敵が戦艦を破壊して登場!攻撃してもまったく歯が立たない!援軍が攻撃しても駄目だ!いったい何者なんだ〜!(今回は倒せない。ラストステージで再度登場)。


その後、味方の援軍がパワーアップパーツを運んできてくれる。次回作のVでも使われる合体シーンだ!
このパーツとの合体により、自分のまわりを回るオプションパーツである「クロー」を装備している時に「サンダーソード」という溜め撃ち攻撃が使用可能に!


 

ステージ5。海中。
奇妙な形の生物(?)が次々襲う。通路が狭く障害物が多い。
ボスも何だかよくわからないヤツ。そのくせ微妙に強いからやっかいです。
ちなみに上の左の画像が「サンダーソード」を使用した時の画像。攻撃力がすこぶる高いのですが、放出時にその反動で若干後方にすっとびます。敵や障害物が後ろにあると危険です。


 

ステージ6。洞窟。通路が非常に狭い。無駄な動きはしないように!
まとわりついてくる邪魔なザコなど、激しく動くことの出来ない地形というのもあって地味ながらも、何だかうっとおしいステージ。
ボスは前々作の「II」に出てきたイモムシ系のボスかな〜?…と思わせておいて、急に激しく立ち上がる!ちょっとたまげた。


 

ステージ8。グログロ洞窟ステージ。
コンセプトがよくわからない妙な洞窟ステージ。敵も地味。攻撃も地味。でも、そのくせ強いヤツばかり。ボスも何だかよくわからな触手が登場した後に巨大な蛾が登場。
と、こんなにも地味なステージですが、曲が激しくカッコイイ!サンダーフォースシリーズ通しての名曲だと思います。


 

ステージ9。
このステージも曲がカッコイイですね。しかもけっこう敵の攻撃がおとなしいように感じます。後半、某R-TYPEの後半ステージのようにザコ敵が馬鹿みたいな数出現します。さっさと逃げ場に非難しましょう。そこを抜けるとボス。この人がかなり強いです。カニパンチとビームに注意!…っていうかデカイよ〜。


 

ステージ10。
ラストステージ。ステージ5に登場した彼が再度登場。攻撃自体は若干イヤラシイが、慣れれば結構楽です。
画面の下にスッと逃げたら、ありえない大きさの弾が飛んできます(右画像)。こっちも画面の上下にに非難しましょう。


 

ラスボス。
デザインは比較的地味ながら、いい感じの色遣いと何よりデカすぎるボディがたまりません。もっとも、これが画面を自由自在に動くわけではないのでご安心を。とにかく、狭いながらも攻撃しながら一生懸命避けているといつの間にか倒しています。避ける事に専念していればけっこう倒せます。
そして恒例の脱出シーン。ようやく全ステージクリアだ!



帰還〜エンディング。

そんなこんなで。前々作があまりにも難しかったからか、前作はちょっと簡単に…というか簡単になりすぎた。それゆえか、今作はまたちょっと難しくなっていると思います。全10ステージという長丁場ゆえに、とても疲れます。とはいえ、けしてクリアできない難易度ではないと思う。繰り返し練習すれば必ずクリアできると思います。
また、難易度設定が今作も豊富。NORMALでは物足りない人は、どんどん難易度を上げてみよう。正直一筋縄ではいきません。非常にキビシクなります。

本文中に何度も書いていますが、曲がとにかくカッコイイ。今までのシリーズや、「ヘルツォークツヴァイ」「エレメンタルマスター」などのキンキンしたテクノソフトサウンドは音質的にはどれも近いものがありましたが、今回は容量アップのためかサウンドドライバの向上か、音質から相当グレードアップしていて聴き応えがあります。
また、全ステージクリア後にはサウンドテストにオマケ曲が10曲追加されます。これもまたとても素晴らしい物となってます。



とにかく!まさに前作をしのぐデキとなった本作。一度はプレイしてみよう!





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