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今日のイチゲキ



ヒートアイランド現象。
首都圏など大都市でおこる平均気温の上昇。車の排ガスやエアコン使用による熱が都心にこもってしまう。ビルが立ち並べば熱を受ける面積が増えるし、アスファルトは熱を溜めやすい。その熱は温度が下がる夜に放出される。つまり、本来は温度の下がる夜中なのに暑い。夜になると、アスファルトが熱を発しているのです。
都心になるほどこのような現象が起こる。今や南の国より都会のほうが暑いのである。
で、TVで見たのですが、それによる環境の変化に人々はあまり気付かないけど、ものすごく敏感に反応している生き物がいるそうで。



昆虫。
虫たちです。今、都心だというのにスズメバチによる被害が増えている。都会があたたかいから。
東京のあるビルの屋上でミツバチの飼育(ハチミツ集め)までしてる始末。ヒートアイランド現象で都会にハチが増えたというのに着目した、いいアイディアですが…しかし……。

また、この現象により、生態系がくずれつつあるそうな。都会でもセミは鳴いているが、細かく見るとアブラゼミなどは見るが、ニイニイゼミはすっかりいないとか。クワガタがものすごく小型化しているとか。ヒラタクワガタやノコギリクワガタが、コクワガタ並のなさけない大きさになっている。都会のトンボはプールに卵を産んでいるし。
だから何?どーすんの?って感じですけど、人の知らない所で、何かがジワジワ変わり・壊れているんですよ。
温暖化で水面上昇って言われても、ピンと来ない。それでもTVで映像を見たり予測を聞くと「ヤバイなぁ〜」とか思う。
けれども、そんな予兆すらない、ものすごく身近な所で何かが変わって壊れてきてるんですよ。
それって一番怖くないですか。


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