01:とりあえず実験的に色気もないリングを造ってみた
〜 造型その1 〜


付属の紙タイプの指のリングサイズ表で、自分のリングサイズを計る。
ふ〜ん、私のサイズはそんなもんなのか。数字としては知らなかったかも………(^^;

これまた付属のリング製作用の木の棒に、先程計ったリングサイズを鉛筆などで印を書く。…が、この時気をつけるのは、「自分のサイズ+4号くらいで製作」する事。粘土は焼くとちじむそうで、そのまま作るとキツクなるんですねぇ。
棒につけた印の上に、付箋紙などをまいて、粘土が直接棒にくっつかないようにします。

指などにオイルをつけ、2枚くらい重ねたラップで粘土をこねます。固まるのがとても速いので、たまに水を入れつつ作業をすると、いいそうです。
いい感じでコネます。適当だと気泡が入って破裂するかもしれんらしい。

あまった粘土はラップしてジッパーのついた袋などで完全密封で保管します。また、たとえ固まってしまっても、水を含ませて根気良くコネれば、完全に固まってしまっても焼く前であれば粘土の状態に戻せます。
失敗を恐れるな!
また、パラパラと落ちた小さい粘土や手についた粉のようになってしまった粘土も、上のような小ビンに入れて水を含ませてペンキのように水っぽい粘土を作りましょう。これを塗る事で、ヒビの修正や、接着材かわりになります。高価ですから無駄には出来ません!

先程、付箋紙をまいた棒に粘土をうまいこと巻きます。
今回は「初めてなので、実験的に絵柄もなにもない単なるリング」って事なので、巻くだけです。楽勝です。コネた粘土を平らな板かなんかで細長く伸ばしてクルリと巻きます。つなぎ目はカッターで綺麗に切り、そこに水をつけて接着。指でもなじませます。
多少イビツでも、乾燥後にヤスリで整えるので大丈夫です。

乾燥。
写真のように程よい大きさの箱にドライヤーで乾かすと15〜30分で完全乾燥させる事ができる。自然乾燥だと、まる1日かかります。
乾燥後、ガラスや鉄製のボール(入れ物)の上に作品を数秒置いてみて、ガラスやボールが「くもらなければ」乾燥OKです。まだ乾燥しきれず水分を含んでいるとジワ〜っとガラスがくもります。

複雑なデザイン…どころか単なる「輪っか」という、デザインもクソもないものなので、初めて作ってますが現時点では楽々です。
とはいえ、絵は描けても立体物の造型はなかなか難しいです。写真では大きく写ってますが、実際は5g程度の粘土をコネてますので、とても小さい。そういう意味では大変です。
ちゃんとしたデザイン物なんか作れるんかしら……。


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