03:ちょっと凝った、色気のあるリング製作
〜 造型その02 〜


 
女体オブジェクトの製作。
こいつは彫るのではなく、立体的にします。…っていうか、彫ろうとしたが細かすぎて無理でした(^^;

まず、薄く伸ばした粘土を、お祭りの「カタヌキ(知ってます?)」のように切り抜いて、そこに小さい小さい丸い粘土を置いて胸を作る。

磨いて磨いて、なるべく綺麗にします。小さいのでキツイです。しかも2体もあるので死にそうです。
右の女体は割れています(笑)。まぁ、リングは丸いので、いったん割ってから付けるつもりだったので良いのですが。

女体取り付け。
以前のページで書いた「あまったカスみたいな粘土を集めて水でうすめた粘土(ペースト粘土)」をノリとして利用して接着。割った女体も綺麗に修復させておく。

細〜〜くのばした粘土を4本製作。リングのアクセントを製作します。接着は同じくペースト粘土で。細かい造型などは磨く際に行うので、だいたいでいいようです。

接着し、乾燥。磨くとこんな感じになります。

宝石。といっても、「合成石」と呼ばれる作られた石です。銀粘土売り場には売っているはずです。色々な形や色があります。
この石はこのように制作時に取り付けて焼いても溶けない石なのです。他に「天然石」という同じような石がありますが、これは一緒に焼くと駄目なので、完成後に接着剤で取り付けます。

接着方法は、同じくペースト粘土で行います。

こんな具合にはめこむ。わかりますかね。
あとはさらに気になる所を磨きまくりです。ここで割れたら悲しいですよねぇ(割れなかったけど)。


焼 成


最後にしっかりと乾燥させてから、いよいよ焼成です。手直しできるのはここが最後です。しっかりいじっておきましょう。
・・・とはいえ、実力不足によって最後までなかなか気にいらない部分を残したままになっちゃうんですよねぇ。


→ さらに次の作業へ ←



・ トップページへ戻る ・