04:オープンハートのネックレス製作
〜 造型その01 〜


ティ○ァニーなどでお馴染み、王道であるオープンハートデザインのネックレスを作ってみました。大きさにもよりますが、思ったより少ない粘土でできるのでなかなか良いです。これはピアスなどにも応用できそうです。



 
粘土と一緒に焼く事ができる「純銀線」というハリガネで、最後にネックレスのチャーンを通すためのフックを作ります。ラジオペンチなどでクルッと製作し、巻いて結合する部分にペースト粘土(水でといた、ゆるい接着用の粘土)で接着。これで引っ張っても穴が広がらないようにします。

2つほど粘土をこねて丸めます。こう見えても小指の爪くらいとかなり小さいです。この2つでオープンハートを製作します。

先程丸めた粘土をのばします。粘土は、何となくですが両端が細くなるような感じでのばします。
粘土はスグに乾燥するのでちょくちょく水をつけましょう。最後にググ〜ッと曲げるので、この時点でヒビなどがあったら駄目です。素早くやりましょう。

ハイ!ググ〜〜〜〜ッと2つの粘土を曲げてハートの形にしましょう。両端はペースト粘土などで接着。
リングの製作時のように。棒などに巻き付け固定して製作するわけではないので、単純に見えて非常に大変です。とにかくヒビには気をつけましょう。

粘土が乾燥しないうちに、最初に作った純銀線でのフックを埋め込みます。位置を間違えないようにしっかりと。

乾燥。今回も箱に入れてドライヤーでの急速乾燥です。
その後、デザインナイフやサンドペーパー(紙ヤスリ)で磨いて磨いて磨きまくりです。何度も書きますが、ここでの造型・磨きが最終的なデキを左右します。

何しろ題材がハートなので、単純ながらも非常に難しい。気をつけて造型しないと、とたんにイビツなハートになってしまう。しかもやはりリングとは違って不安定な形をしているので、いつ割れてしまうかヒヤヒヤものです。

このままではちょっと味気ないので、先日のリング製作時に使用した合成石をはめ込んでみる事にします。


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