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ナムコがメガドライブ市場に参入し、多くのメガドラユーザーを歓喜の渦に巻き込んだが、どうにもそのラインナップはPCエンジンに遅れをとり、最後まで不満を残した。 その参入ソフトの1つ、「フェリオス」。ギリシャ神話をモチーフとしたアーケード版・縦シューティングゲームの移植である。しかしこの移植は名前とシステムを真似た別物…と言うのは言い過ぎか。 実際、アーケード版は「回転・拡大・縮小」機能をふんだんに生かし、迫りくる地上など、ものすごい迫力の演出をしていました。しかし、その機能のついていないメガドラは、そういった演出は皆無。全てにおいてイマイチ迫力に欠けた。 ![]() また、このゲームで話題となった「捕われのヒロイン・アルテミスのデモーン」。ステージクリアごとにアルテミスが「キャァ!」だのなんだの言いながらカワイイ姿をさらすのです(笑)。その、頼みの綱(?)のアルテミスのデモシーンの移植度がお粗末でして。グラフィックがあまりにも陳腐で、ゲンナリ。カワイクないです。 ![]() 音楽はかなりよくできていると思うのだが…っていうか、いい音してます。 しかし内容が陳腐になってしまった穴埋めなのか、ナムコさんは何を考えたのか、ステージが進むにつれアルテミスさんは脱衣していきます(笑)。脱衣シューティングとなっております。 何なんだ。 アーケード版をまったく知らないのであれば、良いと思いますが…。アーケード版を知っている人は、思いっきり(かなり)割り切ってプレイしましょう。アルテミスさんに異常に執着心のある方は、絶対にプレイしない事をオススメします。こんな絵のアルテミスでも「脱ぐんだったら!」というのなら、ハリきってプレイしましょう(^^; アーケード版やMD版の脱ぎシーン(少しだけ)については、「企画」のページにちょっとした特集ページがあるので、そちらを見てください。ギリシャ神話についても多少ふれています。たいしたページではないのですが。 |