「フェリオス」(アーケード版 1988年 ナムコ)
第1期・脱衣シューティングともいわれる問題作…って言うと、言い過ぎか(脱ぐわけじゃないし)。ナムコの色んな意味で名作の、アーケード縦シューティングゲームです。


「デュポン」に捕らえられた「アルテミス」を「ペガサス」に乗った「アポロン」が救いに行く…と、
ギリシャ神話をモチーフとした世界観になっています。

冒頭で
「脱衣シューティングといわれる問題作」と書きましたが、そうなのです。ステージクリアごとに捕まっているアルテミスの様子がデモシーンで描かれるわけなのですが、これがまた少しおかしな様子で(笑)。後半になるにつれ、火あぶりにされたり、追い回されたりと。なんすかこのデモシーンは。
また、
「きゃあ」とかカワイイ声でしゃべるもんだから、音量設定の大きいゲーセンだとちょっと恥ずかしいのです(^^;
勝ったら女の子が脱いでいく「脱衣麻雀」のように、
ボスに勝ったらアルテミスが拝める…な感覚が、全国の男どもを奮い立たせたもんです(笑)。
そんなデモシーンとは裏腹に、ゲーム難度は高い。そもそもペガサスに乗っているので少し当り判定が大きい感じがします。幸い体力制なので1発死でボコボコ死ぬって事はありませんが、ダメージを受けた直後の無敵時間はかなり短いので、結局安心はできません。
「グラディウス」でおなじみの「オプション」を装備し、「R-TYPE」でおなじみの「溜め撃ち」が基本攻撃となっております。他にスピードアップアイテムやステージによっては特殊な武器も出現します。
とにもかくにも難易度が高いので、女の子が出て来るからってナメてかかっちゃいけません。


ステージも多種多様。美しく、変化にとんだステージ構成。この時とくにナムコの基板で目立って使用された
「回転・拡大・縮小」機能をふんだんに駆使して描かれた敵・ステージは大迫力!ぐんぐん下降し、迫り・回転する地面や、地上から上昇してくるボスなど見ていて飽きない。
…と、見どころは多いのですが、やはりフェリオスといったら
アルテミスの登場するデモシーンが最大の見どころだったりするのです(^^;

…つづく


さてさて。管理人やまもちは、ちょっとした「ギリシャ神話好き」でして。
あくまでも、ちょっとした…ね。「家系図を全部言え」と聞かれても
とてもじゃないけど言えません(´Д`)。

ともあれ、そんなこんなでフェリオスの世界をちょっとしたギリシャ神話でも
小耳にはさみながらアポロンとともにまわってみましょかね 。


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