俺的GAMEレビュー★

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〜 Shinobi & Kunoichi 〜
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それぞれの特徴とか
前ページで紹介した通り、各種アクションは基本的に両作とも共通したものが多い。そのためどちらかのシステムに慣れれば、もう片方のシステムにも入りやすくなっている。しかしそうは言っても大きな違いもある。
たとえば…

妖刀 悪食
「Shinobi」では、ステージ2から妖刀・悪食(あくじき)がいよいよ目覚める。悪食は敵の魂を喰らう。しかし敵を倒さないでいると主人公である秀真の魂も喰べてしまうのだ。すなわち、敵を倒さずにいるとどんどん秀真の魂が喰われてしまい、体力がどんどん減っていき死んでしまう。
これによって、ピリピリとしたおそろしいまでの緊迫感が生まれる。
画面の左下にあるのが悪食メーター。中央の赤いゲージが約6秒で1つづつ減っていく。全部なくなると体力が減っていく…。


分 身
一定の条件下で、ロックオンした敵に向かってボタンを押しっぱなし→離す事により強力な攻撃が出せる。全作「Shinobi]でもそのような攻撃方法はあったが、「Kunoichi]では「分身攻撃」となり使い勝手が増した。「分身攻撃」は出しさえすれば、離れた敵でもほぼ確実にダメージを与える事ができる。
また、殺陣によって攻撃力を上げたものが分身にもそのまま適用されるので、むしろボス戦では必須技である。


 
さまざまな登場人物、忍者アクションの魅力爆発!とはいえ、本作はどちらも非常に難易度が高い。紹介したような様々な忍者アクションは「できるのなら上手く進める」ではなく、「できないと進めない」仕様になっているので、練習は必須である。
また、体力制とはいえ、体力がなくなれば終了。残機制ではない。さらに言うなら、穴など落下にしてしまえば一発死。いかにももう、落とすべく作られたマップが多い。これが何よりもキツイのである。マップを覚えるまでは馬鹿みたいに死んでしまいます。


美しいデモシーン!
ステージ間には無数のムービーによるデモシーンが繰り広げられる。そこでは様々な人間関係などが描かれている。それぞれがどれもとても美しく必見だ!ただ、「Shinobi」で存在した「音声・字幕の日本語・英語の切り替え」が「Kunoichi」ではなくなっているのが残念!

Shinobi
 

 

Kunoichi
 

 


オマケも充実
オールクリア後には両作ともさまざなオマケが用意されているぞ!新たな難易度が出現したり、ムービーギャラリーやステージセレクトの他、タイムアタックモードやサバイバルモードなども可能に。
敵キャラを使用する事ができたり、「ザ・スーパー忍」の主人公ジョー・ムサシが使用できたりもするぞ!キャラクタ性能はまったく違うので、新たな攻略を練るのも楽しい。頑張ってクリアしよう!

 

 






そんなこんなで。
いっぺんに2作品についてツラツラ書いてしましました。おかげで画像が多くて重くて…内容の駄目っぷりはともかくスイマセンです(^^;

とにかく!
非常に難しいゲームですが、慣れてくるとその難しさ・操作感が楽しくて仕方がなくなります。本当にキツイんだけどもついついやってしまう中毒性があります。通常ではありえない忍者アクションが自分の腕で操作可能なので、ちょっと上手くなってくると見てて美しく、上手く殺陣が決まったりしようものなら、メチャクチャ上手に見えてきて自分でウットリしてしまいます(笑)。

お話としては、「Shinobi」のほうが深く重い話で、「Kunoichi」はその後日談…という感じなので「Shinobi」のほうが面白いと思います。「悪食」システムのおかげで常についてまわる緊張感も「Shinobi」のほうが高く、忍者ゲームとしての面白さは「Shinobi」のほうが上かもしれません。しかし「Kunoichi」も負けずに緊迫感もありとても面白い作品となっています。続編らしい続編。見事な続編です。

「忍者」「チャンバラ3Dアクション」「なまぬるい最近のゲームとは違う、落下一発死などの恐怖」…などなどが気になる方は、是非一度プレイしてみてはいかがでしょう。
楽しいですよ〜。怖いですよ〜。

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