03:ちょっと凝った、色気のあるリング製作
〜 造型その01 〜


・・・と、題名にあるけど、何が「色気」なんだかわからないですが、以前作った何もないリングに対してもうちょっと凝ったリングを作ってみたいと思います。

 
例によって、よく練ってから球体を作り、そこからころころと円柱状・・・っていうかヒモ状にする。それをさらにペタン!と潰して若干平らにする。

で、さらに例によって自分の指のサイズをはかり、それより若干太めのサイズに印をつけた棒(銀粘土は焼成すると縮むため)に付箋紙を巻き、そこに銀粘土を巻き付けます。作業中はどんどん乾いてヒビが入るので、水をつけつつ行います。つなぎ目は水、または水でゆるくした粘土をノリがわりにして接着します。
きれいになじませましょう。

1〜2日ほど放置。またはドライヤーなどで(リング製作その1参照)しっかりと乾燥した後、形を整えるため紙ヤスリで磨きます。目の荒いヤスリから細かいヤスリへと、あせらず綺麗にみがきます。乾燥した粘土はとても壊れやすいから気をつけましょう。
内側もしっかり磨きますが、内側は磨きすぎるとサイズが変わってしまうのでホドホドに。
前回はこの作業中に割れてしまいましたが、今回は割れなかった!(´▽`)

まだちょっとガタガタしている部分もありますが、一応磨き作業も完成。
ここでの作業ぶりが、焼成後の綺麗さに出ますので丁寧にしっかりやりましょう。

デザイン的に、上記のようにしようとあらかじめ考えていました。
ぶっちゃけ変ですね。そんでもって女体がいますね、イヤラシィですね、すんません(^^;

そんなワケで、リング自体にシャープペンシルで下書きをして、デザインナイフなどで彫り込んでいきます。まずは宝石をはめこむ穴をあけます。宝石といってもダイヤとか、そういう高価なちゃんとした宝石ではないですよ(そのへんは後述)。

何かわかんないけど模様も彫る彫る。100円均一店で彫刻刀を買ってきたりして彫りました。けっこう大変ですね、コレ。

焼く前ならば、水を含めればもとの粘土に戻せますし、割れても上手にやれば修復は可能です。焼いてしまえばしっかりと結合するので、修復した所から破裂するって事もありません。
とにかく肝心なのは造型後のしっかりとした乾燥。そして丁寧な磨き・・のようです。
頑張りましょう〜。

つづく


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