さてさて、AC版フェリオスの世界を、ちょっとしたギリシャ神話を小耳に
アポロンとともに飛び回ってみましょうかねぇ〜。

(ステージ1〜3)


そもそも!ギリシャ神話における主人公「アポロン」とヒロイン「アルテミス」
誰でも名前くらいはご存知の、全知全能の神
「ゼウス」さんの子供さんである。ああ、そりゃぁアポロンは強いわ。最強の神「ゼウス」の息子じゃな。
しかしこれがまた、いわく付の子供達でございます。ゼウスさんの奥さんは
「ヘラ」といいます。でも、アポロンの母親は「レト」さんといいます。……つまりゼウスの浮気相手の子供です(´Д`)
ゼウスの奥さん、レア
は尋常じゃないくらいの嫉妬女。そもそもギリシャ神話に出て来る人物は、すぐ嫉妬などして怒り、相手を殺してしまうのですがね。
とにかく評判の嫉妬女ヘラさん。そして、ゼウスは実は
ものすごい浮気症でした。で、そのゼウスが浮気をするたびに、相手の女をヘラは何かしらの方法で痛めつけます。そもそも、あっさりとバレるのに浮気を続けるゼウス痛めつけるなら浮気したゼウスをやれよ!って感じですがね。

で、ゼウスの子供を身ごもったお母さんのレト。それを知った超ヘビー級嫉妬女のヘラにめちゃめちゃ恨まれました。ヘラの使いである
怪物ピュトン(大蛇)に命は狙われるわ、ある小さな島に隔離されるは、難産の呪いをかけられ産むまで苦しみ続けるわと散々な目に。そんなこんなで生まれたアポロンとアルテミス。アポロンは3日で成人し、ピュトンを自慢の弓矢で殺すなど、各方面で天才ぶりを発揮していきます。
無茶苦茶な話ですなぁ…。

(この話は次のページにつづく)



〜 STAGE 1 〜


画面がグルングルン回転・拡大・縮小し、のっけから大迫力のステージ1。難易度はまだそんなに高くないので、ガンガン行きましょう。神殿前の下降シーンが印象的。ボスはあの有名な
「メドゥーサ」さんです。


「メドゥーサ」さん。
背中に黄金の羽を持ち、髪の毛が蛇。その姿を見たものは石になってしまう。…いや、ゲーム中は顔だけ飛んでくるんですけど(笑)。
もともとは美しい女性でしたが、かの有名な戦いの神
「アテナ」さんに恨まれ、醜い姿に変えられてしまう。ちなみにメドゥーサさんには姉が2人おり、「ゴーゴン(ゴルゴン)三姉妹」と呼ばれます。ゴーゴンとは長女の名です。この三姉妹、実は全員アテナさんに醜い姿に変えられています。しかも、メドゥーサ意外は不死身です。
さらに言うなら、ギリシャ神話本来は英雄
「ペルセウス(やっぱりゼウスの浮気相手の子)にメドゥーサは殺されます。また、フェリオスではアポロンの乗っている「ペガサス」は、切り落としたメドゥーサの首からしたたる血から誕生し、ペルセウスが乗りこなします。
すごい話ですね、ギリシャ神話(笑)。


アポロ〜ン!ありがとうアポロン!
メドゥーサを倒し、石化されてたアルテミスが元に戻った!(笑)。




〜 STAGE 2 〜



狭い洞窟内をジワジワ進むステージ2。狭い上に攻撃がなかなかキビシイので実にやっかい。壁に触れると即死するので注意。ボスは
「グライアイ」さんです。


「グライアイ三姉妹」
生まれた時から白髪の老婆…いや、それはカワイソウだろ。3人で1つの瞳と歯を共有する。ゲーム上では、中央の球が瞳のようです。そこが弱点です。バリバリ撃ちこみたいが、顔が飛んで来て邪魔されます。ウザイ。
ここも、ギリシャ神話本来は英雄
「ペルセウス」がやって来て、グライアイが所有する「羽のはえたサンダル」と「姿が見えなくなる帽子」を奪い、それを使ってメドューサを倒すのです。だから本来ならステージ1のボスと会う順序が逆なのですが、知名度的にメドゥーサを最初に持って来たんでしょうな。
だってねぇ…アポロンさん、めちゃくちゃメドゥーサの姿を見てるのに石にならないじゃんなぁ………(笑)。


デュポンさんご立腹!!!!あ〜れ〜!助けてアポロン!



〜 STAGE 3 〜


高速スクロールのチェイスステージ!前方・後方からせまる「
グリフォン(上半身がワシ、下半身がライオン。逆の場合もアリ。グリフィンとも言う)」と、壁(即死)に注意しながら進みましょう!よ〜見ながら操作すれば楽なステージです。ボスは「セイレーン」さんです。


ああっ!最初は美しい女性なのに〜!一気に怪物化していきます。もったいない!(笑)
絶え間ない攻撃が序盤のくせに結構キツイ。
「セイレーン」
水鳥の身体に、人間の顔を持つ。人魚のような姿という説も有名ですね。海の孤島に住み、近くを通る船の船員に歌声で魅了し、
難破させてしまう。まったく迷惑な話だ。
しかし、「何かを訴える・危険を知らせる」ので歌う…って話も聞いた事があります。今で言う危険信号を知らせる「サイレン」もセイレーン(Sirene、Seiren)の英語読みから来てるという話も聞いた事があります。


なんとか生きてますわ。帰りたいんだと!
待っていてくれ、ピーチ姫!!!(違)


…つづく


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